思った時が行動するタイミング!?禅の「身心一如」という考え方

スポンサーリンク

どうも、まるすけ(@marusukepapa)です。

皆さんには
「いつかやってみたい、挑戦してみたい」
というものはありますか?

例えば
「昔から憧れだったギターを弾けるようになりたい」
とか
「学生の頃はよく分からなかった歴史の勉強を改めてやってみよう」
といったものです。

こういうのって、誰でも少なからず持っているのではないでしょうか。

ところが、いざ行動するとなるとこれがなかなか難しいんですよね…。
やろうと思っていてもなかなか動き出せなかったり、今日はまだいいか、なんて考えてしまったり(^-^;)

今回は、そんな足踏み状態になってる人にオススメな禅の言葉
「身心一如(しんしんいちにょ)」
を紹介していきたいと思います。

この記事が、誰かの救いになれば幸いです。

「目の前にあるものすべてが真実=そのままの自分で大丈夫!禅の「処々全真」という考え方」の記事もよかったらどうぞ。

あの人も「禅」に没頭

そもそも「禅」とは、インド人の僧である菩提達磨(ぼだいだるま)がその開祖とされています。

日本では曹洞宗と臨済宗の禅宗を略して禅と呼び「座禅」を基本的な修行形態としています。

実は米アップル社の創業者である、あのスティーブ・ジョブズも禅に大きな影響を受けた1人。

曹洞宗の僧侶である鈴木俊隆が書いた
『禅マインド ビギナーズ・マインド』
は彼が愛読した1冊で、世界24か国以上で翻訳されている禅の入門書です。

スティーブ・ジョブズがまだ全くの無名だった頃に禅と出会い、生涯座禅を組んでいたと言われています。

「身心一如」という言葉

「しんしんいちにょ」
もしくは
「しんじんいちちょ」
と読むこの言葉。

心と身体を逆にした
「心身一如」
と書く事もあります。

「身心」は文字通り体(肉体)と心(精神)。
「一如」は一体であること。

体と心は1つのもので、分けることはできない表裏一体のものであるという事です。

ストレスで体調を崩す、という事がありますよね。
これは、ストレス(心)で体調(体)がやられてしまっている状態。

反対に、体にケガをして治療が長引いていると心が弱ってくるという事もあります。

そのほかにも
・嘘をついている時に目が泳ぐ
・自分に自信がないと猫背になる
というのもありますね。

このように、体と心は常に一体で繋がっており、別々に分けられない事を表しているのが
「身心一如」
という言葉になります。

体と心は分ける事ができず常に影響し合うものなので、この言葉は東洋医学やマッサージ、ヨガなどでもよく使われています。

思った時が行動するタイミング!

さて、記事のタイトルにもある
「思った時が行動するタイミング」

「身心一如」
を結び付けて考えてみましょう。

たとえば、誰かとケンカをしてしまったとします。
自分にも非があったので謝ろうと思ってはいたものの、ついつい先延ばし…。
そして気付いた時には取り返しのつかない状態になってしまっていた、なんて事ありませんか?

そこでこの言葉です。

心と体は一体なので、謝ろうと心で思ったらすぐに謝る事が大事。
思っているにも関わらず謝るのが遅くなってしまえば、その時間の分だけ関係が悪化していってしまいます。

謝罪に限らず、感謝の言葉や日常の挨拶などは思ったらすぐ行動に移すのが良いと思います。

このように生活の中で
「身心一如」
を意識すると、色んな物事の見え方が変わってきます。

私の知り合いには、39歳で剣道を始めて現在有段者になっている50代の方もいます。

まさに「やろう!」と思った時に行動した結果ですね。

SNS上で見つけた「身心一如」「心身一如」を紹介

↑この方の「肝臓のお話、心臓のお話、両親がまんまそうでした。」という言葉は説得力がありますね。

↑心が曇っている時は仕事の効率が落ちたり…。そういう時に「身体と心に相互作用がある」という事を実感します。

まとめ

以上、
「身心一如」
という禅の言葉についてでした。

「幸せか不幸かは自分の心しだい?禅の「日日是好日」という考え方」という記事でも触れましたが、目の前で起きたイヤな出来事に対して
「チッ、なんだよ!腹立つなぁ!」
と思うか
「こういう事で人はイヤな気分になる、という事を気づかせてくれた」
と捉えるかで、心の持ちようは全く違いますよね。

きっと、心で愚痴ばっかりこぼしている人には、また同じような事が続いてしまい体も疲れていきます。
心で前向きに考えられる人は、体にもダメージがないので同じ事が起きても疲れません。

体と心は一体です。

もしあなたが今
「疲れてるな」
と感じたら、分ける事ができないもう一方が疲れてしまう前にこの言葉を思い出して自分を休ませましょう。

最初にも書きましたが、この言葉が誰かの救いになれば幸いです。

今回も、お読みいただきありがとうございました_(._.)_


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキング

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です