日本人はなぜ【平均】を意識してしまうのか?いろいろ考察してみました

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どうも、まるすけ(@marusukepapa)です。

今や生活になくてはならないものとなったインターネット。

LINEやインスタグラム、X(旧Twitter)、TikTokなどのSNSツールはもはや生活必需品と言えるほど身近なものとなっています。

そんなインターネット上に次々と流れてくる記事を眺めていて、つい目をひいてクリックしてしまうもの。

それは「平均」という言葉。

例えばこんな見出し。
・【40代男性の平均年収は?】
・【最新版!日本人の平均寿命】
・【世界と日本の平均学力比較!】

ほかにも、平均身長や平均体重、体力テストの結果から見る年代別の平均運動能力値まで…挙げたらキリがないほどに「平均」という言葉が出てきます。

そこで今回は
【日本人はなぜ平均を意識するのか】
について考察していきたいと思います。

なぜ「平均」を意識する?

そもそもなぜ人は平均を気にするのでしょうか?

もちろん
「平均なんて気にしない」
という人もいるでしょうけど、大多数の人はきっと
「自分が世間の中でどれぐらいの位置にいるのか」
というものを確認したいからだと思うんです。

その結果、自分が平均値にいれば安心し、下にいれば焦ったり妬んだり、上にいれば優越感に浸ったりという感情が少なからず生まれるんだと思います。

自分はどうだった?

そんな私も「周りと比較して平均を気にしてしまう」人の1人でした。

なので、若い頃は周りの人よりも上にいたいという気持ちが強かったです。
これは私が高校の頃に受けたいじめの経験が大きく影響していると思います。

大学卒業後に飲食店に就職した時も工場勤務をしていた時も、バカにされないようにとにかく周り(平均)よりも上に立とうと出世欲の塊でした。

今となっては恥ずかしいのですが
「自分の方が仕事が出来るんだ」
というのを躍起になって周りに誇示していました。
痛々しい…(;´д`)

子育てもそう。

息子が保育園に入る頃まで、周りの子に比べてウチの子はどうだろう、と気にしてばかりいました。

親であれば誰だって子供の教育に悩み、つまづき、時には家族間でぶつかったりするとは思うのですが、そんな時に見るべき相手がその「子供本人」ではなく「世間一般の平均」になってしまったら、子供は苦しいです。

私たち大人だって、世間の平均通りに生きなさいって言われたら出来ない事だらけなのに…。

比較しない

日本人は特にそういう傾向にありますが、とにかく「平均(みんなと一緒)」を好みます。

長い歴史の中で生き残るために培ってきた島国独特の考え方とも言われていますが、時にこの考え方が自分達自身を苦しめてしまいます。

以前の記事
人と比べる必要なんてない!禅の「花枝自短長」という考え方
でも書きましたが、比較して優越感を得たり落ち込んだりするのはあまり好ましい事ではありません。

とはいえ、なぜ比較してしまうのか?
それは最初にも書いた通り、自分が平均的な位置にいるかどうかを知りたいからだと思うんです。

でも、その事はあまり意味がなかったんですね。

周りは周り。
平均はあくまで平均。
自分には自分だけの個性がある。
同じように、この子にはこの子だけの個性がある。

恥ずかしながら、30歳を過ぎた頃にやっとそう考えられるようになってからは世界がガラッと変わりました。

毎日の生活の中で、周りと比較して落ち込む必要は本当はないんです。

上を見ても下を見ても、結局はキリがないですからね(^^;)

なので今は、あくまで「平均」は参考程度で捉えています。

まとめ

という事で、今回は「日本人はなぜ平均を意識するのか」について考察してみました。

今まで、つい他人と自分を比較してしまっていたという人が
「自分は自分の個性があるんだから、人と比べる必要なんてないんだ」
「それぞれの個性を発揮する事で全体の調和を作り出している」
と思えたなら、目の前の世界が昨日までと少し違って見えるのではないでしょうか。

参考にしていただけたら幸いです。

今回も、お読みいただきありがとうございました_(._.)_


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