なぜ高齢者は横断歩道を使わないで道を横切るのか?その理由と対策について調べてみました

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私の仕事はプロフィールにもある通り、障がい者の生活介護(デイサービス)です。
なので、通所する利用者さんを車で送迎する業務というのが毎日あります。

そこでよく経験するのが
高齢者の無理な横断
です…。

何人も利用者さんを乗せているので、私も超慎重に運転しているとは言うものの毎回ヒヤッとします。

「なんですぐそばにある横断歩道を使わないんだろう?」
「なんでこのタイミングで出てきたんだろう?」
「歩行者用の信号はとっくに赤だけど、もしかしてどうせ待ってくれるとか思ってるのかなぁ?」
と、ついそんな事を考えてしまいます。

こういった無理な横断は、実感として年齢の若い人にはあまり見られません。
あ、もちろん全然ないというワケではないですよ(^-^;)

そこで思ったのが
「きっと年齢を重ねる事とそういう行動には何か関係があるハズだ」
「相手の立場になってこの事を考えれば、捉え方も変わるかもしれない」
という事。

それらをふまえて今回は
高齢者が無理な横断をする理由と、その対策
について調べていきたいと思います!

「老化による体の変化」が原因

なぜ横断歩道を使わずに道を横切るのか?
その大きな理由として
「老化による体の変化」
が挙げられます。

皆さんもご存知のように、年を取るごとに運動感覚機能というものは低下していきます。

すると歩くスピードも遅くなりますよね。
視野も狭くなります。

そうなるとどうなるか。

例えば、道路を横断しようとした時に遠くから車が近づいていたとします。
そういう状況の時、若い人は車が通過するまで待つか、歩くスピードを上げて早めに渡り切ろうとする傾向が見られます。

ところが、年を取るにつれて視野が狭くなると認知機能も低下していきます。

その結果
「車が近づいてきている」
という危険を確認できないまま横断を始めてしまいます。

歩くスピードや視野といった運動感覚機能が低下するため
「状況に応じた行動をとることが難しくなる」
という事ですね。

わざと信号無視をしているワケではない

次に、信号機がある横断歩道で赤なのに渡っている事例についてです。

これも運動感覚機能の低下が原因ではあるのですが
わざと信号無視をしているワケではない
という事のようです。

むしろ、あるアンケート調査では
高齢者は交通法規を遵守する姿勢がある
という結果が出ています。

ではなぜこういった場面を多く見かけるのか。

まず、高齢者は信号機をよく見ていません。
もちろんわざとじゃないですよ(^-^;)

渡り始めた時に信号を見るのみで、反対側に到着するまで信号機を見上げて確認しないため赤に変わった事に気が付かない。
という事のようです。

赤信号なのに一定の速度で横断しているのは、そういった理由から。

ちなみに歩行者用の信号機というものは、1秒に1メートル歩くという条件で設定されています。
若い人なら問題ありませんが、85歳を超えると男性は0.7メートル、女性は0.6メートルしか歩けないようです。

それじゃ途中で赤になっちゃいますよね(-_-;)

ちょうどその場面を映している動画があったので添付しておきます。

あとは
「まぶたが下がってくるから、信号機が設置された上のほうがよく見えない」
「転倒して寝たきりになるのが怖いので、下を見て歩かないと不安」
「腰が曲がってしまうから、信号機はよく見上げないと見えない」
といった、老化による体の変化も関係しています。

ここでは
わざと信号無視をしているワケではない
という事を覚えておきたいですね。

あ、もちろんなかには点滅しているのに渡り始める確信犯的な高齢者の方もいますが…ね(^-^;)

今からできる対策

さて、以上を踏まえて「今」できる対策について考えていきます!

まずは
①相手の事を理解しようとする意識を持つ
事が大事なんじゃないでしょうか。

どうしても人間は自分目線で物事を考えてしまいますよね。

今回調べてみて分かったように、(高齢者に限らず)誰にだって「行動」には「理由」があります。
それをちょっと頭に入れてプラスの言葉に変えるだけで、グッと優しくなれます。

「どうしてこのタイミングで横断してノロノロ歩いてるんだ!」

「運動感覚機能が低下しているから、こっちに気づかないし速く歩けないんだな」

「信号赤になってるじゃねーか!」

「渡りはじめは見てたけど途中で確認はできないし、転倒の恐れから足元を見てるんだな」

みたいな。

あとは
②今は運転する側でも、いずれは誰だって高齢者になる
という事を忘れちゃいけませんね。

そのためにも、毎日ちょっとずつでもいいので
スクワットなど足腰を鍛える筋トレ
をしておきましょう。
体重が多めの方は無理のない範囲でダイエットを心がけるとか。
そうすればきっと年を取っても1秒で1メートル歩ける体を維持できます。

誰だってクラクション鳴らされたり怒鳴られたりしたくはないですもんね(^-^;)

※ダイエットに興味がある方は、私が3ヶ月で-9.4kgを達成した記事もあるのでよかったらどうぞ!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回調べた内容を意識するようになってから、送迎中や普段の運転中のイライラがかなり減りました。

そして
相手の事を理解しようとする意識を持つ
事は運転に限らず、全ての物事において大事な事なんじゃないかとも思いました。

SNS全盛の今、批判する事は誰にだってできます。

批判したくなるような行動や出来事に対して
「なぜそういった行動になったんだろう」
と、ちょっと考えるだけでも気持ちが少し落ち着きますよ。

参考にしていただけたら幸いです。

今回も、お読みいただきありがとうございました。

参考文献=横断歩道における成人歩行者の年齢と行動特性の関連性


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