どうも、まるすけです。
先月、小学6年生の息子が修学旅行から帰ってきました。
私たちが住んでいるのは神奈川県なので「修学旅行と言えば日光」なんです。
これは私が子供の頃から変わっていないので、それが当たり前だと思っていました。
で、ふと思ったのが
「そういえば他の地域の人の修学旅行ってどこ行ってるんだろう?」
「(日光がある)栃木県の人の行き先は、まさか日光じゃないよなぁ?」
という事。
そこで今回は
・【地域別】小学校の修学旅行の行き先
・そもそもなぜ修学旅行というものが始まったのか
・今後の課題
という事について調べていきたいと思います!
【地域別】小学校の修学旅行の行き先
さっそく、1番気になった「地域別の行き先」について。
「北海道」「東北」「関東」「中部、東海」「近畿」「中国」「四国」「九州、沖縄」でそれぞれ見ていきましょう!
・北海道
行き先・・・洞爺湖、札幌、ニセコスキー場、旭山動物園、五稜郭、東北周遊
・東北
行き先・・・会津若松(鶴ヶ城)、福島、青森(三内丸山遺跡)、仙台、松島、日光
・関東
行き先・・・日光、鎌倉(鶴岡八幡宮)、京都、奈良、東京ディズニーリゾート、東京スカイツリー、国会議事堂
・中部、東海
行き先・・・京都、奈良、東京、伊勢志摩(スペイン村)、佐渡金山、飛騨高山、広島
・近畿
行き先・・・京都、奈良、大阪(USJ)、伊勢志摩(スペイン村)、広島
・中国
行き先・・・京都、奈良、広島、山口(下関、秋吉台)
・四国
行き先・・・京都、奈良、九州周遊、広島、香川(金刀比羅宮)
・九州、沖縄
行き先・・・長崎(ハウステンボスリゾート)、鹿児島(桜島)、福岡、熊本(阿蘇山)、宮崎、佐賀(吉野ケ里遺跡)、沖縄(美ら海水族館)
という結果でした。
全体的に見てもやっぱり京都と奈良が多いですね!
私が住んでる同じ関東でも、小学生の頃から京都と奈良に行っている学校が多いのには驚きました( ゚Д゚)
そして、旅行とは言ってもやはりそこは学習の一環。
歴史のある場所、建物、遺跡などが行き先に挙がっていました。
修学旅行のはじまり
では、そもそも修学旅行はどうやって始まったのか?
歴史をさかのぼると、今から130年以上前の1882年(明治14年)に、栃木県第一中学校の生徒たちが東京で開かれた第二回内国勧業博覧会を見学。
これが「学生・生徒の集団旅行」の始まりで、「修学旅行」という言葉は1887年(明治20年)に初めて使われました。
戦前の修学旅行では、国家神道教育により伊勢神宮、橿原神宮、厳島神社、金刀比羅宮といった神社が目的地とされていました。
戦後GHQにより国家神道が廃止されると、修学旅行の目的に「古美術観光」が取り組まれ、現在のような形態になったとされています。
今後の課題
高度経済成長期と言われた1960年代、まだまだ一般庶民の所得は低いままでした。
当然なかなか遠方へ家族旅行に行く事もできなかったため、修学旅行によって「旅行をする機会」「見聞を広めてもらう機会」を持ってもらう事も大きな目的となりました。
両親にも聞いたところ「家族旅行なんて夢のまた夢」だった家庭が多く、学校から帰ったら畑作業や兄弟の世話といった家の手伝いをするのが当たり前だったと話していました。
なので、修学旅行は本当に楽しみだった、と。
ところが現代では、当時に比べると家族旅行に行く機会も増えたため修学旅行そのものの意義を問う声も出てきているようです。
あわせて、教員の家庭事情などにより宿泊の引率ができない、といった人材不足により、修学旅行を廃止する学校も出てきているとか。
修学旅行の教育的意義って何なのでしょう?
それが中止になっても他の行事や授業(日帰り遠足)で学習することが出来るのなら、無理にやる必要はないのかなぁ?と感じますが。
入学してからでも、何か学校から説明があるといいですね。— 叶子(かなこ)🍄自分大好き幸せシュフ (@negaihakanauu) 2019年6月2日
以下のような、業者や教員志望の大学生に頼む、というアイデアも良いかもしれません。
私も同じ気持ちです
子どもたちが、親元を離れて2泊3日過ごすことでどれだけ成長するか
素晴らしい経験になると思います
うちの娘たちの修学旅行には、大学生が数人お手伝いで一緒に行ってくれました。教員志望の大学生に引率補助を頼むとか、良い方法があると良いですよね。— marron (@rosewood000) 2019年6月3日
これらをどうしていくかが今後の課題と言えそうです。
まとめ
いかがでしょうか。
やはり小学生という事で、そこまで遠出はせず近隣の場所に旅行する、という感じでしたね(^-^;)
そして、時代の変化とともに色んな意見が出てきますね。
きっと私たちが子供の頃にも、ただ自分たちが知らないだけで色んな議論があったのかもしれません…。
とはいえ、ある調査では約97%ものお子さんが「修学旅行を楽しんだ」と回答しています。
それを見ると、子供たちが友達同士で一緒に宿泊するという、なかなかできない機会をめいっぱい楽しんでいるのが分かります。
小学校の修学旅行は何年たっても記憶に残るもの。
将来どうなるかは分かりませんが、個人的にはこれからも何らかの形で続いてほしいな、と思っています。
今回も、お読みいただきありがとうございました!
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