おやつ=アフタヌーンティー!?日本と世界における食事の違いについて調べてみました!

スポンサーリンク

どうも、まるすけです。

健康志向が高い日本人にとって、毎日の食生活というのはとても気を遣うポイントですよね。

テレビでも各局ゴールデンタイムに健康番組を放送しているので、どんどん色んな新しい情報が入ってきます。

「1日1食がいい」
「いや、1日に必要な食事数は3回だ!」
「いえいえ、食事の回数を増やして量を減らすんです!」

などなど、めまぐるしく情報が入り乱れて、結局何が正しいか分からなくなっちゃいます
よね(^-^;)

まぁそれはそれとして、今回は生きていくために毎日欠かせない行為である「食事」についてがテーマ。
食事に関する日本の歴史や世界の国々との違いを調べていきたいと思います。

日本における食事の歴史

日本における食事の歴史を調べていくと、そのはじまりは縄文時代まで遡ります。

その当時は狩りがメインの生活。
大型動物や魚、貝などのほかに木の実などの採集もしていました。

さすがに文献による資料が国内にない時代なので食べていた時間までは分かりませんが、縄文時代の遺跡からは550種類もの動物質の食料が出土しています。
つまり、その当時の食生活はかなり豊かだったと考えられるんです。
イメージと違ってちょっと意外でしたね(^-^;)

弥生時代になると稲作文化が伝わり、食生活にも変化が見られました。
も生産され、食事に味付けを行うようになります。

古墳時代になると本格的な竈(かまど)が登場。
この時点ではまだ箸は登場しておらず、食事は手食いであったと中国の「魏志倭人伝」に記録されています。

奈良・平安時代になると記録が出てくるので少し具体的なメニューや食事の回数を知る事ができます。
穀類が主食で、お酢や味噌、酒といった現代でも使われる調味料も登場してきます。
平城宮址から出土した木簡には「常食朝夕」と記されたものがあり、食事の回数は朝夕の2回だった事が分かります。

1日2食が当たり前だった?

先ほどお伝えした通り、日本では古くから食事は朝夕の2回だけでした。

今のように1日3食というのが普及したのは江戸時代、1600年代後半の元禄時代(1688年~1704年)のころ。

それ以前の戦国時代、武士などの間で朝食と夕食の間に間食をとる人もいたそうですが、一般には浸透しませんでした。
(中には、かたくなに1日2食を貫く武士もいたとか…)

そう考えると、今のように1日3食という習慣になったのは長い日本の歴史の中でも約320年ほど前からという事になります。

おやつ=アフタヌーンティー?

そんな1日2食の生活を送っていた時代、やっぱり夜ご飯までの間にお腹はすいてしまいます(^-^;)

そこで登場したのが「八つ時(14時ごろ)」に食べていた軽食タイム。

まんじゅうやお団子といったお菓子を食べてカロリーを補給していました。
この「八つ時(やつどき)」の食事が「おやつ」の語源となっているので、今でも14時~16時の間に食べる軽食を「おやつ」と呼ぶんですね。

こういった習慣は日本だけじゃなく世界でも見られます。

例えば、有名なところで言うとイギリスの「アフタヌーンティー」

15時~17時の間に、紅茶と一緒にお菓子などの軽食をとります。
これも本来の目的は「腹ごしらえ」「カロリー補給」です。

イギリスでは日本で夕食とされる19時~21時にオペラやクラシックのコンサート鑑賞、舞台鑑賞が盛んに行われています。
夕食をとるのはその後なので、その前に腹ごしらえをしておく、という事。

だから日本における「おやつ」は、イギリスの「アフタヌーンティー」と同じという事にもなります。

だからといって、日本で
「ちょっとお腹がすいたのでアフタヌーンティーにしましょう」
と言うと、ちょっと変な感じがしますが(笑)

ほかの世界の国ではどうなの?

では、イギリス以外のほかの世界の国では食事についてどういった習慣があるのでしょうか。
おもに食事の回数をもとに数か国調べてみました。

・アメリカ

日本と同じく1日3回の食事。
ですが、これまた日本と同じで朝食は食べないという人もいるようで、全員が1日3食という訳ではないようです。
「食事(料理)はとにかく簡単なものでサッと済ましたい」という考えが強く、朝食はコーンフレークなどのシリアルがメイン。
昼もサンドイッチなどで軽く済ませ、夜にガッツリと肉などを食べるというスタイルのようです。

・インド

1日4回程度の食事をする人が多いようです。
うち1回は17時ごろに食べる間食ですが、それでも1回あたりのボリュームは多い傾向にあります。

・タイ

なんと1日5回、なかには6回食事をするという人もいます(;゚Д゚)
ただし、こちらの食事は1回ごとのボリュームはかなり少ないです。

・スペイン

こちらも1日5回の食事が平均。
日本と違う点としては、メインとなる食事が昼食という事。
夕食は軽めにします。

・ポーランド

ポーランドも1日5回の食事回数。
昼食が14時~15時と日本に比べるとちょっと遅いので、10時~11時ごろに「第2の朝食」タイムが設けられています。

・オーストラリア

基本的には朝昼夕の3食。
パンが多く、ご飯(お米)はあまり食べません。
お昼は軽めに、夜は肉をガッツリ!という事が多いようです。

やはり、その国ごとの生活スタイルによって食事のタイミングも違うんですね。

今後海外へ行かれる方は参考にしてみてはいかがでしょうか♪

まとめ

以上、食事についていろいろ調べてみました!

やっぱり時代や国によって食事のスタイルも全く異なるものになるんですね。
今の食生活に慣れてる私にとって、食事が朝夕の2回だったらちょっとキツイかもしれません(笑)

記事を書きながら「毎日3食食べられるというのは本当に幸せなんだなぁ」と改めて感じました(#^.^#)

食事についてちょっと気になった、という人の参考になれば幸いです♪
お読みいただきありがとうございました!

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキング

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です