どうも、まるすけです。
皆さんがお住いの地域では、いわゆる「終バス」の行き先表示は何色ですか?
私が住んでる場所では「赤」で、小さい頃からそうだった記憶があります。
私の中で「終バス=赤」というのが当たり前の事になってしまっていたのですが、ふと
「そういえば、なんで赤色なんだろう??」と思ったので、今回は
【終バスの色が「赤」なのはなぜ?】
【地域によって違いはあるの?】
という事について調べていきたいと思います。
終バスの色が「赤」になった理由
そもそも最終バスに色をつけたきっかけとなったのは、東京の路面電車である「都電の名残」という説が有力です。
かつて都電では、その日の最終電車の方向幕に赤いランプを灯していました。
この慣習がバスにも引き継がれ、終バス=赤となっているようです。
以上の事から、1つ目の疑問であった
【終バスの色が「赤」なのはなぜ?】
については
【都電の名残という説が有力】
という結果になりました。
緑の色もある!?
東京を走る路線バスの「関東バス」や「都営バス」、京都の市営バスでは
【終バスが赤、その1本前を緑】
と表示しているそうです。
ただこれはその会社が独自に決めているルールで、私の職場の近くに走っている京急バスや江ノ電バスには終バスの赤の表示はあっても緑の表示はありません。
横浜市営バスでは赤枠に加えて「終車」と表示がされています。
この緑の色に関しても先ほどの都電の名残で、最終電車の1本前の電車に緑のランプが灯されていました。
以上の事から、終バスを「赤バス」、1本前のバスを「青バス」と呼ぶ事もあります。
また、上の画像のように緑の色を「深夜バス」に使っているバス会社もあります。
↑なかにはこちらの画像のように、深夜バスである事をイラストで表示している会社も。
これはこれで分かりやすいですね♪
「終バス=赤」で表示するのは一部の都市だけ?
そんな終バスの終車灯ですが、どうやら全国共通で使われているというワケではないようです。
それどころか終車灯を使っているバス会社自体、全国的に見ても少ないとの事。
東京、神奈川、埼玉、千葉、京都、大阪といった地域の、さらに中心部でしか見られないそうです。
これは意外でした( ゚Д゚)
私はたまたま神奈川県に住んでいるので当たり前だと思っていたのですが、同じ県内でも終車表示がない場所もあるとか。
終前バス(=青バス)に至っては、その使用はさらに限定されてほとんどが都市部のバス会社のみ。
昨日は終バスの赤枠表示を呟いたが、終バスの一本前の便は緑枠というのを初めて知って、これって東京近郊だけのローカルルールなんやろか? pic.twitter.com/YHcxqAXTil
— 無賃乗車お断り (@hideyan_osaaho) February 12, 2015
私も緑は見た事ないです…(^-^;)
以上の事から、2つ目の疑問であった
【地域によって違いはあるの?】
については
【あり】
という結果になりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
全国的な慣習ではないという事で、今回初めて「終バス=赤」という事を知った方も多いのではないでしょうか。
逆に、私やこちらの方(↓)のように「日本全国、終バスは赤じゃなかったの!?」と驚かれた方もいたかもしれませんね(^-^;)
えっ終バスの赤枠は全国区じゃないの
— おれんじらいん (@j_orangeline) November 1, 2020
これから進学や就職で都市部へ引っ越しされる方のちょっとした予備知識になれば幸いです♪
今回もお読みいただきありがとうございました_(._.)_
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