工場で検査員として働きたいへ 元工場長からアドバイス

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どうも、まるすけです。

皆さんは工場の仕事と聞いて、その中にどんな部門があると思いますか?

もちろん工場ですので製品を作る部門や、事務、営業などの部門が思い浮かぶのではないでしょうか。

製品を作ってお客様に納める。
でもそれがお客様の求めているサイズと違っていたら大変ですよね。
なので工場には必ず「検査員」が存在します。

作った製品がちゃんと図面と合っているか、徹底的に検査する人の事ですね。

決して「寸法測ってハイOK!」というほど簡単なものではないこの仕事。

今回は「これから工場の検査員として働きたい」と考えている人へ―。
2つの工場で工場長を経験した私が、リアルな情報をお伝えします。

嫌われたくない人はやめましょう

いきなりすごいタイトルですね(笑)

でも、検査員という仕事は、モノ作りをしている製造部の人間から嫌われちゃうお仕事なんです。
もし今すでに検査員の仕事をしている人は超ナットクしてくれると思います(^-^;)

なぜ嫌われるか。

それは製造部の人が一生懸命作った製品がもし図面と違っていたら、容赦なくNGを出さなければいけないから。

しかもそのズレが0.01mmであっても、です。
もちろん図面とズレていたらダメなんですが、その製品は同じ社内の人間が何時間もかけて作ったもの。
つい感情が入ってしまいそうですよね…。

それを心を鬼にして「NGです」と伝えるのは、精神的に相当タフじゃないとできません(-_-;)
実際、私の勤めていた工場でもよく製造部と検査部の人間で言い争いが起きていました。

大事なのはお客様との約束事である、図面通りのものを納める事。

嫌われてもその信念を通せる人は、検査員に向いているのではないでしょうか。
なので「嫌われたくないという人はやめましょう」という事です。

図面を読める事は必須

最初にお伝えした通り、検査員は製品が図面と合っているか確認するのが仕事です。
図面の中にはありとあらゆる規格(決まりごと)が書き込まれています。

寸法はもちろんの事、公差(許されているズレ)や材質など、見るところはたくさんあります。
普通に生活していたら聞かないような平行度、平面度、真円度、直角度なども見なくてはいけません。

それぞれの検査項目ごとに計測方法は全て異なります。
つまり、その検査方法も知ったうえで図面を読まなくてはならないわけです(゚Д゚;)

さらに、使っている部品や表面処理などについての知識も必要です。

一言に「ねじ」と言ってもその種類はたくさん。
丸ねじ、皿ねじ、細目ねじ、テーパーねじ、おねじ、めねじなど…。
表面処理も同じように、三価クロムメッキ、アルマイト処理など種類がたくさん…(^-^;)

もうお腹いっぱいですね(笑)

そういった情報がたくさん詰め込まれているのが図面です。

なので、まずは図面を読める事がとにかく必要!
もちろん入社してから勉強する事も可能ですが、これらを勉強する覚悟が必要です。

AI化が進んでも操作するのは「人」です

「こういう検査の仕事はいずれAIが進んで全部機械がやってくれるんじゃないの?」
と思う人もいらっしゃると思います。

でも、私はこの仕事は絶対に残ると考えています。

どんなに機械が進化しても、それを操作するのは「人」です。
その時に「しっかりとした知識を持った」うえで、その高度な機械を扱ったらもう無敵です!

「品質大国ニッポン」と呼ばれ、世界に誇れる「メイド・イン・ジャパン」を復活させるのに必要なのはやっぱり「人」の力が大きいです。

ある大手企業のように、高性能の機械を使って検査してるにも関わらず不正をするなんて絶対にダメです!

その機械を正しく使う「知識」と「心構え」を持った検査員が増える事を祈るばかりです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「挑戦してみたい!」と思えたら、ぜひチャレンジしてみてください!
どこの工場も不足していると思いますので…。

大手の企業で検査員の不正が次々と発覚している今、その流れを変える一員になれるかもしれません。
ただ、記事内で書いたように覚悟は必要ですよ(^-^;)

これから検査員を考えている人の参考になれば幸いです♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

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