どうも、まるすけ(@marusukepapa)です。
毎日生活していると
「今日は不思議とラッキーな事があって、良い日だったなぁ」
という時と
「なんだかイヤな事が続いて、悪い日だったなぁ」
という時、ありますよね?
【目の前に起こる事はすべて偶然ではなく必然である】
なんて言葉を皆さんも聞いた事があるかもしれませんが、今回は私も行動するうえで大切にしている禅の言葉
「善因善果(ぜんいんぜんが)」
を紹介していきたいと思います。
この記事が、誰かの救いになれば幸いです。
※「目の前にあるものすべてが真実=そのままの自分で大丈夫!禅の「処々全真」という考え方」の記事もよかったらどうぞ。
あの人も「禅」に没頭
そもそも「禅」とは、インド人の僧である菩提達磨(ぼだいだるま)がその開祖とされています。
日本では曹洞宗と臨済宗の禅宗を略して禅と呼び「座禅」を基本的な修行形態としています。
実は米アップル社の創業者である、あのスティーブ・ジョブズも禅に大きな影響を受けた1人。
曹洞宗の僧侶である鈴木俊隆が書いた
『禅マインド ビギナーズ・マインド』
は彼が愛読した1冊で、世界24か国以上で翻訳されている禅の入門書です。
スティーブ・ジョブズがまだ全くの無名だった頃に禅と出会い、生涯座禅を組んでいたと言われています。
「善因善果」という言葉
「ぜんいんぜんが」
と読むこの言葉。
読んで字のごとく
【善い行いが善い結果をもたらす】
という意味です。
反対に、
【悪い行いが悪い結果をもたらす】
という意味の「悪因悪果」や
【自分の行いが自分に返ってくる】
という意味の「自因自果」という言葉もあります。
別の四字熟語に
「因果応報」
というものがありますが、それとほぼ同じですね。
今の自分も未来の自分も、すべて自分の行動によって起こされているもの。
だからこそ毎日を一生懸命に生きる。
このような考え方は仏教だけのものではなく、世界のさまざまな国や地域で見られます。
歴史に名を刻んだ著名人たちも、そのような内容の言葉を多く残しています。
以下、4点ほど紹介させていただきます。
・運命は偶然よりも必然である。運命は性格の中にあると言う言葉は決して等閑(とうかん=いいかげん)の中に生まれたものではない
作家 芥川龍之介(日本)
・運命の中に偶然はない。人間はある運命に出会う以前に、自分がそれをつくっている。
ウッドロウ・ウィルソン(第28代アメリカ合衆国大統領)
・自分で引き寄せる出来事に偶然はないのだ。
作家 リチャード・バック(アメリカ)
・井戸に唾を吐く者は、いつかその水を飲まなければならない。
ユダヤのことわざ
「善い行い=良縁に出会える」ではない?
ここで気をつけなくてはいけないのが
「善い事をしたからきっとイイ事があるぞ!」
と、見返りを求めてしまう事です。
見返りを求めてしまうと、すぐに結果が欲しくなってしまいます。
そして思い通りにならないとイライラ…。
せっかく善い事をしているのにストレスを溜めるんじゃ、元も子もないですよね(^-^;)
なので、参考になるかは分かりませんが、私は
「今日も自分が善いと思う事をして生きたんだからそれでOK!」
と考えるようにしています。
見返りなんかを求めるからガッカリしちゃうんです。
目指すポイントを
「自分が納得(満足)したかどうか」
にすれば、ハードルは一気に下がって気分も良いですよ♪
そして、善い行いを続けていれば、いずれ
「自分に起こる良縁に気づけるようになる」
と思うんです。
何に対しても自分が善いと思う事を実践していれば、目の前に起きた縁が善いか悪いか直感的に分かるようになる、と。
そう思うようにしています。
SNS上で見つけた「善因善果」を紹介
“善因善果”悪因悪果”
良い行いを続けていれば、巡り巡って良い報いが、悪い行為を続ければ、それが原因となって悪い報いが返ってくる。
— Garrel (@Garrel_Channel) May 13, 2022
↑すべて自分の行動しだい、ですね。
「善因善果」とは、良い行いをしていれば、いずれは良い結果が訪れるという意味の言葉です。
たとえ良きことをして報われなかったとしても、諦めてはいけないのですね…いずれやってくる大きな幸せのために、前を向き続けることが大事なのだと思いました。— 日本語を学ぶエミリーbot (@4ji_emily) May 21, 2022
↑「【いずれ】やってくる大きな幸せのために、前を【向き続ける】」って、とても共感できる良い考え方ですよね♪
↑とても分かりやすく、この言葉を説明してくれています。
まとめ
以上、
「善因善果」
という禅の言葉についてでした。
善い行いが善い結果を、悪い行いが悪い結果をもたらす。
分かっているつもりでも、毎日忙しく過ごしているとつい忘れてしまいがちな事です。
記事を書きながら、子供の頃よく母に言われた
「誰も見ていなくてもお天道様は見てるよ。」
という言葉が頭に浮かびました。
「善因善果」
この事を意識して、常に自分を客観的に見ながら生活したいものですね。
最初にも書きましたが、この言葉が誰かの救いになれば幸いです。
今回も、お読みいただきありがとうございました_(._.)_
Follow @marusukepapa
にほんブログ村
人気ブログランキング
コメントを残す