どうも、まるすけです。
前回の「ドラム講座Vol.10」では「家でできる練習法」についてお伝えしました。
今回は「ストローク」についてお伝えしていきたいと思います。
これをちゃんと理解して練習しておくとドラムプレイの幅がグッと広がりますよ♪
では、始めていきましょう!
ストロークとは?
そもそもストロークとは何なのか?
これはカンタンに言えば「スティックを振る」事です。
「なんだ、そんな事か」って思っちゃいますよね(^_^;)
でも、このストロークをナメちゃいけません。
理解しておくのとしてないのでは、細かいプレイをする時にかなり大きな差が出ます。
私がドラムを始めて1年が経ったころ、プロのドラム講師の教室へ体験入学しに行った事があるんです。
そこでその先生から
「今日はこれだけ覚えて帰りましょう」
と言われて教えられたのがストロークでした。
ストロークには「フル」「ダウン」「アップ」「タップ」という4つの種類があります。
スネアを叩く事を前提に、なるべく分かりやすく説明すると…
「フル」
スティックの先端を顔のあたりから振り下ろします。
スネアを叩いたらまた同じ場所へスティックを戻します。
「ダウン」
スティックの先端を顔のあたりから振り下ろします。
スネアを叩いた反動で戻ろうとするスティックを高さ5cmぐらいでグッと抑えます。
「アップ」
スティックの先端をスネアから高さ5cmぐらいからそっと下ろして弱く叩きます。
反動が小さいのであまり跳ねないスティックの先端をグッと顔のあたりまで振り上げます。
「タップ」
スティックの先端をスネアから高さ5cmぐらいからそっと下ろして弱く叩きます。
反動が小さいスティックの先端を高さ5cmぐらいの場所で抑えます。
分かりやすいYouTube動画があったので貼っておきますね♪
この4つのストロークに続いて、応用としてその日に教えてもらった事。
それが
「シングルストロークとダブルストローク」
でした。
シングルストロークとダブルストローク
この2つをそれぞれ説明すると…
「シングルストローク」
親指と人差し指でスティックを握り、残り3本は軽く開いて「フル」ストロークをします。
1振りで1音という感じですね。
「ダブルストローク」
親指と人差し指でスティックを握り、残り3本は軽く開いて「ダウン」ストロークをします。
スティックが跳ね上がる反動をいかに上手に抑えるかがポイント。
そしてそのまま「アップ」をします。
※2つ目の音が弱くならないように注意!
1振りで2音という感じですね。
腕だけ見るとどっちも1振りなんですが、音が1つか2つかでどちらのストロークなのか分かれます。
当然ダブルストロークの方が難しいです。
先生からなかなかオーケーもらえずに、1時間ぐらい練習パッドを叩いていた記憶があります(^_^;)
ポイントはスティックを握っていない3本の指。
これでうまくスティックを抑える事を意識するのがポイントです(^_^)b
私がやっていた練習はこちら!
ではその当時私がどんな練習をしていたかと言うと、
「シングルストロークとダブルストロークを繰り返す」
というもの。
これは本当によく練習しましたよ…。
なんせ体験入学のドラムの先生のプレイが「超」カッコよかったので(^_^;)
譜面にするとこんな感じ。
1小節目をシングルストローク(フル)、2小節目をダブルストローク(ダウン+アップ)で叩きます。
譜面だけ見たらカンタンですね(笑)
でも実際にやると意外と難しいんです、コレが。
慣れてきたらどんどんスピードを上げていきます。
練習パッドで「お、できたかな?」と思ったら実際にスネアを叩いて確認します。
それで自然に粒がそろって聞こえるようになればオッケーです♪
練習すると分かりますが、見事に5本全部の指が疲れます(笑)
なのでこういう器具で筋トレするのがイイですね♪
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私がストロークを練習していた20年前はこういう器具がなかった(知らなかった)ので、羨ましいです(^_^;)
まとめ
以上「ストローク」についてでした。
これができるようになると、速い3連符やスネアからフロアタムなどへの速いフィルが楽になります♪
ドラムソロをやるにも必須のテクニックですね(#^.^#)
あとはコレができる人はどんなビートを叩いていても音がビシッと締まって聞こえます。
いずれお伝えする「パラディドル」という奏法にも応用できますよ♪
次回は「アクセント」についてお伝えしていきたいと思います!
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