どうも、まるすけです。
なんか変なタイトルになっちゃいましたね(笑)
思い返してみれば、学校でも職場でも、どんな場所にも不平不満ばっかり言ってる人は存在します。
皆さんも思い当たる人がパッと頭に浮かぶのではないでしょうか(^_^;)
そういう人って、なんとなく近寄りづらいですよね。
そして、不思議とジャイアンとスネ夫みたいな「取り巻き」がいますよね(笑)
今回は、レストランで店長、工場で工場長として管理職を経験した私が出した
「不平不満が多い人は、同じぐらい他人から不平不満言われてるじゃん」
という事についてお伝えしていきたいと思います!
人はなぜ不平不満を口に出してしまうのか
自分も含め、どんな人でも文句や愚痴をこぼしてしまう時はあります。
そりゃそうですよね。
何に対しても不平不満がなく生活するなんて、生きている限り不可能です。
テレビやネットでニュースを見て、文句の1つでも言った経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
じゃあ、なんで不平不満を口に出して言ってしまうのか?
それはもうSNS全盛の時代背景を見れば分かりますが、みんな「共感」が欲しいんです。
「いいね!」ってやつです。
これは何も今に限った事ではなく、ずーっと昔からそう。
特に日本人はこの欲求が強いと言われていますよね。
「みんなと一緒=安心」みたいな。
ちょっと話がそれますが、日本人のそういう点をうまく表現したこんな話があります。
有名な【沈没船ジョーク】という話なので聞いた事がある人もいるかもしれません。
沈没しかけた船に世界各国の人が乗船。
ボートが足りないので船長が海へ飛び込むよう説得をします。
そこでどう言えば飛び込んでもらえるのか、それぞれの国の国民性とか特徴を考えて言葉をかけます。
アメリカ人には「飛び込んだらヒーローになれますよ」
イタリア人には「海で美女が泳いでいますよ」
イギリス人には「飛び込めばジェントルマン(紳士)になれますよ」
といったもの。
そこで日本人にはどう言うか?
「みなさんはもう飛び込んでますよ」と言うそうです。
恥ずかしながら、確かにその言葉は私たち日本人には効果的です。
みんなが飛び込んでる=みんなと一緒の行動をして安心、といったところでしょうか(^-^;)
こういう言葉から話が始まる時は要注意!
そんな「共感」が好きな日本人。
愚痴や悪口を言う人も、例に漏れず「共感」を求めてきます。
そこで私の経験から「こんな言葉から話しかけられてくる時はほぼ間違いなく不平不満の共感を求めてる」というものをまとめてみました( *´艸`)
それは以下の言葉たち
「ねぇねぇ、聞いた?」
「ちょっと聞いてよ~」
「ここだけの話なんだけど」
これらから始まる時、最終的なゴールは見事にどれも同じ結果で
「〇〇さんってそういうところが〇〇よねぇ~」
「自分ならこうするわよ!」
といったような愚痴、悪口のオンパレードです(^-^;)
共感してもらえれば(笑)、幸いです。
面接官をやっていた時に感じた事
共感してもらうと安心、とはいえ、それはTPOをわきまえて発言しないといけません。
何を当たり前のことを…と思うかもしれませんが、実際にそれで痛い目を見た人を何人も見てきました。
たとえば会社の面接。
私は過去の立場上の関係で、何度も面接官や商談、他社との打ち合わせを経験してきました。
そこで思ったのが、不平不満をちょっとでも口に出してしまうと一気にイメージが悪くなってしまうという事。
面接時に前職の退職理由を聞いた時にボロボロとその会社の文句を言ったり。
他社との打ち合わせの時に、自分のマイナスな感情をついポロっと口に出してしまったり…。
マイナスな言葉はタブーとされている場面において、これはNGです。
理由はカンタン。
自分も同じように思われるかもしれない=その人と一緒に仕事をしたくない、と思われてしまうから。
例えば職場の同僚が上司の愚痴をこぼしていたとします。
もし自分も同じように不満があるのであればその時は楽しいんです。
でもよく考えてみてください。
万が一、何かのきっかけでその標的が自分に向いたら…?
そう考えると、むやみに愚痴や不満や人の悪口を言うのは慎重にならざるを得ないですよね。
私が出会った人のエピソード
工場長時代にいたパートさんの話。
その方は私が入社するよりずっと前からその工場にいた、いわば「お局様」だったんです。
10年ぐらい前の話を誇らしげに話してキャリアの長さをアピールしていました。
取り巻きもいたし(笑)
新しく社員やパートさんが入ってくると、まるで社長や部長のように話しかけて
「分からない事があったら何でもあたしに聞いて!」
という感じでした。
とにかく人の動きや会話を細かくチェックして、もし何か自分が知らない事があったり他のパートさんが褒められたりすると…
はいスタート(笑)!
「あたしは聞いてない!」
「〇〇さんが工場長にゴマすってた」
「あたしだったらこうやるのにな~、だから〇〇さんはまだ未熟なんだよ」
といった内容を、取り巻きの中で喋りまくります。
ところが!
こういう人はその標的となっている人の前では態度がコロッと変わるんです。
超愛想よく、さも自分は文句なんてありませんよ~といった態度に…。
なぜその事実が分かったかと言うと、私は立場上いろんな従業員の相談を受けていました。
その中で、ほぼ全員がその愚痴や悪口ばっかり言う人を嫌っていたから。
嫌っている理由を聞くと「自分も言われてるかもしれないから信用できない」だそうです。
これ、かなり説得力がありますよね( ゚Д゚)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「人の振り見て我が振り直せ」
という言葉があるように、人の悪口を言いそうになったと気が付いたらグッと抑えて
「あ、これを口に出したら自分も言われるな」
と思ってもらえたら幸いです。
悪い意味での「類は友を呼ぶ」にならないように!
お互い気を付けていきましょう(^-^;)
今回もお読みいただきありがとうございました!
コメントを残す